著者の姿勢は一貫して狂気への親しみと理解に溢れている。幻覚や妄想をも含め心の病によって現れてくるさまざまな症状を、部分から見るのではなく患者の全人格から捉えようとし、そして自らもまた、一人の人間として悩みつつ迷いつつ病者に応えようとする。こうした著者の真摯なありようから、精神科治療に不可欠の、患者に寄り添おうとする治療者の真の姿が切々と伝わってくる。
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自分の本棚をつくる著者の姿勢は一貫して狂気への親しみと理解に溢れている。幻覚や妄想をも含め心の病によって現れてくるさまざまな症状を、部分から見るのではなく患者の全人格から捉えようとし、そして自らもまた、一人の人間として悩みつつ迷いつつ病者に応えようとする。こうした著者の真摯なありようから、精神科治療に不可欠の、患者に寄り添おうとする治療者の真の姿が切々と伝わってくる。
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