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告白と呪詛

告白と呪詛

シオラン, 出口 裕弘

紀伊國屋書店

6人が選択

80歳代も近くなったシオランが、みずからの老い、そして死に向きあいつつ著わしたこの本が、彼の最後の作品となった。皮肉と毒舌に満ちた断章の連続はあいかわらずだが、ここには暗さ、激しさよりもむしろ、人間の最も暗く醜い部分をも軽やかに嘲笑う枯れたユーモアが漂っている。 入魂の名訳でおくる「シオランの到達点」。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 人間という人間に、うんざりしている。 それでも、私は笑うのが好きだ。 そして、私は、ひとりでは笑うことができない。 生には何の意味もないという事実は、 生きる理由の一つになる。 唯一の理由にだってなる。 ーー本文より ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【目次】 存在の縁辺で 切断 幻滅の魔 瞬間と向きあう 激情 忌まわしき明察 訳注 訳者後記 【著者】シオラン(Cioran) 1911年ルーマニア生まれ。1931年ブカレスト大学文学部卒業。哲学教授資格を取得。1937年パリに留学し、そのまま定住する。『歴史とユートピア』(紀伊國屋書店)により、コンバ賞を受賞。邦訳された著書は『絶望のきわみで』『思想の黄昏』『生誕の災厄』(以上、紀伊國屋書店)、『崩壊概論』『時間への失墜』(以上、国文館)、『悪しき造物主』『四つ裂き刑』『欺瞞の書』(以上、法政大学出版局)ほか多数。1995年逝去。 【訳者】出口裕弘(でぐち・ゆうこう) 1928年東京生まれ。1951年東京大学文学部フランス文学科卒業。前一橋大学教授。小説家。フランス文学者。著書に『澁澤龍彦の手紙』(朝日新聞出版)、『三島由紀夫 昭和の迷宮』(新潮社)など。訳書にブランショ『文学空間』(共訳、現代思潮社)、シオラン『歴史とユートピア』『生誕の災厄』(以上、紀伊國屋書店)、ユイスマンス『大伽藍』(光風社出版)、バタイユ『内的体験』(現代思潮社)ほか多数。2015年逝去。 【目次】 存在の縁辺で 切断 幻滅の魔 瞬間と向きあう 激情 忌まわしき明察 訳注 訳者後記

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