紀州・熊野の貧しい路地に、兄や姉とは父が異なる私生児として生まれた土方の秋幸。悪行の噂絶えぬ父・龍造への憎悪とも憧憬ともつかぬ激情が、閉ざされた土地の血の呪縛の中で煮えたぎる。愛と痛みが暴力的に交錯し、圧倒的感動をもたらす戦慄のサーガ。戦後文学史における最重要長編「枯木灘」に、番外編「覇王の七日」を併録。
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「枯木灘」はこれまで2人に選ばれています。この本を選んだ人の約50%が「中井久夫集6--いじめの政治学 1996-1998」も一緒に選んでいます。フランツ・カフカといった作家を好む読者に支持されています。
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