谷川俊太郎は、日本の詩人というより世界の詩人。この現代詩壇において、たいへん稀有な存在です。 絵本の翻訳業においても、レオ・レオニの「スイミー」や「フレデリック」などの名訳があります。 スヌーピーやマザーグースも、谷川訳で日本人の宝物になりました。 谷川さんのアンソロジーは、編者の長年の夢でした。 80冊2千編の詩を何回も読んで、編集に5年もかかりました。 アンソロジーのテーマ(コンセプト)は氏の「十代のノートから」にありました。 十代で悟った「全ての生は幸福である」がそれです。 およそいのちというものは、幸せに生まれ、幸せに生き、やがて幸せに還る、ということがこの宇宙の摂理とするならば、谷川俊太郎さんの詩業はまさにこの摂理を具現したものです。 谷川さんはこのアンソロジーを喜んでくださり、 「これから僕は自己紹介のときは『はるかな国からやってきた谷川俊太郎です』といいます。」 とおっしゃいました。 谷川さんが21歳で「二十億光年の孤独」でデビューした時、三好達治は「この若者ははるかな国からやってきた」と紹介しました。 谷川さん珠玉中の珠玉を選んだ詞華集。 地球のあらゆるいのちを幸せにしてくれるにちがいありません。 傲慢ナル略歴/かなしみ/地球があんまり荒れる日には/はる/二十億光年の孤独 今日/雲/地球へのピクニック/知られぬ者/心について/沈黙/丁度その時 冬に/くり返す/目に見えぬ詩集/今年/月からの風景/今日/祝婚/Wedding day 鳥羽 1/旅 1/おべんとうの歌/見る/父の唄/小さなスフィンクス/ワクワク 生きる/かっぱ/かえる/泣けばいい/わるくちうた/ぼく/なくぞ/おおきくなる いなくなる/しあわせ/芝生/ほほえみ/空に小鳥がいなくなった日/なんにもない みみをすます/やわらかいいのち/魂のいちばんおいしいところ/成人の日に 三つのイメージ/明日/アンパン/地球の客/夕焼け/●(巨きなピリオド)/帰郷 …全52編 編者あとがき
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