超高齢社会を迎え、人生の終わりを見つめ、これに向かって歩んでいく時間は著しく長くなった。巨大な災害が一瞬にして数多くの人命を奪うありさまに直面したこともあって、「死」と隣り合わせの「生」についての人々の関心は、これまでになく高まっている。本書では、不可避の宿命である「死」を人間がどのように受け止め、それをどのように「生」のあり方に反映しているかに注目し、様々な角度からこのテーマについて考える。執筆者一同の専門とする医療・看護領域を中心としつつ、幅広い文化領域を展望することを目ざしている。 1.死生学とは何か 2.死生観と宗教 3.日本人の死生観 4.喪と追悼:逝きし人〈死者〉と生者のつながり 5.死生観:国と地域の視点から 6.マスメディアで死生について考える 7.「生と死」を生きる本人からの発信 8.老いと死 9.病い経験と「生」 10.遺族の喪失体験とグリーフワーク 11.自己決定権 12.ターミナルケア 13.自殺予防 14.尊厳死 15.死生学の理論と展望
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