美術史の流れをざっくり掴みながら、時代ごとに絵画をていねいに解説。絵に対する巨匠たちの感想や意見も同時に読むことができ、初心者から中、上級者まで楽しめる奥深い解説書。 初心者に読んで欲しい基本の美術史+主要な画家 ルネサンス前夜の画家・ジョットから20世紀ポップアートの画家・ホックニーまで、美術史の流れにそって各時代で活躍した画家を取り上げて解説しています。 はじめに、ルネサンス、バロック、ロココなど、各時代ごとに章を立て、コンパクトに時代の特徴を把握します。 次からは、代表的な画家のページ。 例えば、ルネサンスの章は、 ダ・ヴィンチーー名画という代名詞を残した画家。 ミケランジェローー肉体を手段として人間の内面を表現した画家。 ラファエローー清く優しく美しく健康的なマドンナを描いた画家。 と続きます。 バロックの章は、 レンブラントーー見た目の美しさより大切なものに気づいた画家。 ロココーー貴族趣味の中、庶民の生活に迫った写実派の画家。 後期印象主義は、セザンヌーー自然の印象ではなく、構造を解説した画家。 などなど。 秀逸なサブタイトルから始まる画家の解説は読みやすく、しかも重要ポイントはしっかりおさえています。 また、どこからでも読める、見開き読み切りスタイルなので、短い時間でも拾い読みをすることができます。 面白コラムも充実。美術史をいろいろな角度から分析しています。 「芸術家にみる愛のかたち」 「絵画は社会を映す鏡」 「貧乏生活は画家の常」 など、時間軸だけにとらわれない、美術の楽しみ方がギュッと詰まった1冊です。 本当の楽しみ方は画家たちの言葉にある この本のもうひとつの顔は、絵画に対する多くの画家の発言です。 同時代の絵に対する発言もあれば、過去の絵を見ての発言もあります。 実はこちらがこの本の要です。 画家たちは絵への批判、その絵から受けた影響「好きだ」「嫌いだ」といった意見など言いたい放題ですが、美術史からは見えない時代の空気が感じられます。 「芸術の歴史は輝かしいもの、しかし芸術家の歴史とは別だ…」 とは、ベン・シャーンのゴッホへのひと言。 人間としての画家たちの苦労や生活が生き生きと見えてきます。 巻末には画家の言葉の引用元文献リストがあります。 興味がわいたら元の文献をたどって、さらに深く画家の感性を追求していくことも可能です。 イタリアルネサンス 14〜16世紀 北方ルネサンス 15〜16世紀 バロック 16世紀後〜18世紀初 ロココ 18世紀初〜後 新古典主義 18世紀後〜19世紀初 ロマン主義 18世紀末〜19世紀後 写実主義 19世紀中 印象主義 19世紀後 新印象主義 19世紀後 後期印象主義 19世紀末〜20世紀初 象徴主義/ナビ派 19世紀末 世紀末芸術 19世紀末 表現主義の先駆 19世紀末〜20世紀初 20世紀美術 第一次世界大戦まで 20世紀美術 第一次世界大戦後
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