「一番大事なことから書く。それは、野呂邦暢が小説の名手であるとともに、随筆の名手でもあったということだ。……ちょっとした身辺雑記を書く場合でも、ことばを選ぶ厳しさと端正なたたずまいを感じさせる文体に揺るぎはなかった。ある意味では、寛いでいたからこそ、生来の作家としての資質がはっきり出たとも言えるのである」(岡崎武志「解説」) 1980年5月7日に42歳の若さで急逝した諫早の作家、野呂邦暢。 故郷の水と緑と光を愛し、詩情溢れる、静かな激しさを秘めた文章を紡ぎ続けた。この稀有な作家の魅力を一望する随筆57編を収録。 東京から来た少女 装幀 「漁船の絵」 H書店のこと 馬の絵 小林秀雄集 フイリップ 花曜日 日記 菜の花忌 伊東静雄の諫早 古書店主 S書房主人 貸借 引っ越し 京都 ブリューゲル 衝立の向う側 アドルフ LIRIKA POEMARO 澄んだ日 山王書房店主 ボルヘス「不死の人」 The Family of Man ODE MARITIME 一枚の写真から 鳥・干潟・河口 ある夏の日 モクセイ地図 川沿いの町で グラナダの水 土との感応 「筑紫よ、かく呼ばへば」 シルクスクリーン 諫早市立図書館 友達 奇蹟 夕暮の緑の光 小説の題 「草のつるぎ」 「海辺の広い庭」 「鳥たちの河口」 「諫早菖蒲日記」 名前 フィクションによるフィクションの批評 クロッキーブック 「ふたりの女」をめぐって 最後の光芒 G三五一六四三 七人の侍 単独者の悲哀 昔はひとりで…… ネコ カーテン 夕方の匂い 木の鉢 田舎司祭の日記 解説 岡崎武志 初出一覧
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