構造主義/ポスト構造主義の思想を一貫したパースペクティヴのもとに明晰に再構成。〈知〉のフロンティアを位置づけた伝説の哲学書。 レヴィ=ストロースらの構造主義の方法を定位したうえでポスト構造主義の展望を示し、ドゥルーズ=ガタリらの理論からその理路を探る。現代思想の鮮明な地図を描き、当時26歳の著者による大胆かつ軽妙な筆致で時代の空気を捉えて空前のベストセラーとなった本書。1983年の刊行から現在まで多くの読者に読まれ、刷を重ねている。 本書の構成について 序に代えて 《知への漸進的横滑り》を開始するための準備運動の試みーー千の否のあと大学の可能性を問う 1 目的としての知と手段としての知 2 宗教としての知と技術としての知 3 〈教養〉のジャングルの中へ おわりに I 構造主義/ポスト構造主義のパースペクティヴ 第一章 構造とその外部 あるいはEXCESの行方ーー構造主義の復習とポスト構造主義の予習のためのノート 1 ピュシス あるいは 生命の世界 2 カオス あるいは 錯乱せる自然 3 象徴秩序 恣意性・差異性・共時性 4 間奏曲 5 交換と《贈与の一撃》 6 象徴秩序とカオスの相互作用 7 《女》について 8 《近代》について 9 むすび あるいは はじまり 第二章 ダイアグラムーーヘーゲル/バタイユの呪縛から逃れ出るための はじめに 1 構造 2 構造とその外部ーー弁証法的相互作用 3 機械・装置・テクストーー二元論からの脱出 おわりに II 構造主義のリミットを超えるーーラカンとラカン以後 第三章 ラカン 構造主義のリミットとしての 1 個と対 2 相互性と双数性 3 想像界と象徴界 4 構造とその外部 5 構造と力 第四章 コードなき時代の国家ーードゥルーズ=ガタリのテーマによるラフ・スケッチの試み はじめに 1 コード化・超コード化・脱コード化 2 三段階図式と歴史 3 原国家と近代国家 4 エタとナシオン 第五章 クラインの壺 あるいはフロンティアの消滅 1 内と外ーー二元論の神話 2 クラインの壺ーー二元論の終焉 3 都市的なるものをめぐって 第六章 クラインの壺からリゾームへーー不幸な道化としての近代人の肖像・断章 1 ふたつの教室 2 近代の不幸な道化 3 砂漠へ あとがき 初出一覧
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