ドイツを代表する語り部作家ラフィク・シャミも愛する アンドレアス・セシェが贈る、本好きのための物語。 無類の本好きにして内気な青年ヤニスはアテネの旧市街の古びた書店に迷い込み、神秘的な女主人リオに出会う。本を熟知する彼女にいざなわれ、果てしない本の愉しみを分かち合う喜びに熱中するヤニスだったが、それも束の間、リオはふいに消息を絶つ。彼女は、本当はいったいだれなのだろう。手がかりを探すヤニスが辿り着いた世界とは? ちりばめられた実在の書物の数々、作家たちの逸話、古典の断片。現実と虚構と謎とが織り込まれ、読む者を不思議な読後感へと誘うエブリデイ・ファンタジー。 <本書あとがきより> 主人公ヤニスは他人には思えない。 本棚の並びまでぼくの本棚を見ているようなのだ。 翻訳家・酒寄進一さん <推薦の言葉> 前編に満ち溢れた知的な刺激。これぞまさに文学の力! 読むものを惹きつけて離さない、不思議な魔法のような魅力がここにある。 (三省堂書店 営業企画室 内田剛さん) <海外の書評> アンドレアス・セシェの傑作小説では読書の喜びを満喫できる。『囀る魚』では含蓄に富んだ文学談義が楽しめる。いままで読んだことのないものが読め、いままで考えたこともないことが考えられる。言葉に心震える発見もある。 (ニュルンベルガー・ナーハリヒテン紙) アンドレアス・セシェはリサーチされた現実と虚構をないまぜにし、ジャーナリストの手法をスリリングな謎解きと見事に融合させ、冒険に満ちた世界を情感たっぷりに描いている。 (シュヴァービッシェ・ポスト紙) 読みだしたらやめられない本というものがある。文学が好きなら、この詩情にあふれたこの小さな小説をきっと愛するだろう。 (メーディエンプロフィーレ)
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