目隠しをされて夜のドライブに連れ出されたような緊張感と暴力。 なんて心を抉ってくる小説なんだ。 胸が引き裂かれた後、食い散らされるような読書体験だった。 ーー乙一氏推薦!! 1988年北海道千歳市。クリスマスイブの夜、13歳の浅葉悟は、父の机から「血のついたコート」を発見する。テレビは白いワゴン車が絡む女児殺害事件を報じ、警察は町を巡回していた。父の乗る車もまた白いワゴン車だったのだ。平穏な日常を守るために、悟は少し離れた林に行き、「血のついたコート」を焼くのだが、その一部始終をクラスメイトの見船美和に見られてしまう。見船は悟に「私といっしょに、犯人をさがしませんか?」と意外な提案を持ちかけるのだった。 【著者略歴】 佐藤友哉 (さとう・ゆうや) 1980年北海道生まれ。2001年『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』でメフィスト賞受賞。2007年 『1000の小説とバックベアード』で三島由紀夫賞を受賞。他の著書に『世界の終わりの終わり』『デンデラ』『ナイン・ストーリーズ』『転生! 太宰治 転生して、すみません』『青春とシリアルキラー』等がある。
「放課後にはうってつけの殺人」が好きな人におすすめの本
この本を選んだ1人のデータに基づくおすすめ
この本を選んだ人の本棚
あなたの9冊は?
自分の本棚をつくる