My 9 Books
細谷源二の百句

細谷源二の百句

五十嵐秀彦

ふらんす堂

1人が選択

◆百句シリーズに細谷源二が登場! 北方俳句への軌跡 細谷源二の名は、新興俳句弾圧事件の犠牲者として俳句史に刻まれている。 細谷源二の作品を通して読んでいると、彼が独自の光を放ったのは北海道に渡ってからのことだった。中央から遠く離れ、またかつての俳友との交流も自分からはあまり求めなかったが、戦後の北海道でひとり新興俳句をどう発展させるかを課題として奮闘を続けた人であった。 北海道には独自の風土が厳然と存在している。それは俳句の辺境ということを意味するのかもしれない。辺境というのは地理的な問題というより、おしなべて地ならしされてしまう中央の文化とは異なる特異な文化というべきで、それは時には中央を脅かす力を発揮し時代の変化をリードする可能性もある。そこに北方俳句と呼ぶべき独自の文学が生まれていいはずだ。 地ならしされた花鳥諷詠文化に新興俳句が異を唱え、多様な可能性を俳句に求めたその道程に、細谷源二は微動だにせず屹立し、風土に向き合い「存在とは何か」を探求する俳句文芸を求め続けた。そこに俳句の本来持っているしたたかさが見えるのであった。 (解説より)

「細谷源二の百句」が好きな人におすすめの本

この本を選んだ1人のデータに基づくおすすめ

個人的な生活

個人的な生活

森本平

1人が一緒に選択

前川佐美雄歌集

前川佐美雄歌集

前川佐美雄, 三枝昴之

1人が一緒に選択

浜田到作品集

浜田到作品集

浜田到

1人が一緒に選択

雨滴は続く

雨滴は続く

西村 賢太

1人が一緒に選択

うらおもて人生録

うらおもて人生録

色川 武大

1人が一緒に選択

人間滅亡の唄

人間滅亡の唄

深沢 七郎

1人が一緒に選択

田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他

田中英光傑作選 オリンポスの果実/さようなら 他

田中 英光, 西村 賢太

1人が一緒に選択

わが戦後俳句史

わが戦後俳句史

金子 兜太

1人が一緒に選択

この本を選んだ人の本棚

他の本のおすすめも探す

あなたの9冊は?

自分の本棚をつくる