My 9 Books
眼と精神

眼と精神

メルロ=ポンティ,M.(モーリス), 滝浦 静雄, 木田 元

みすず書房

1人が選択

「……メルロは、ためらって言った、《ぼくは多分、自然について書くことになるだろう》。彼は、私の考えの方向を決めてくれようとして付け加えた。《ぼくはホワイトヘッドの中で、自然はぼろ布の中にあるという、驚くべき文章を読んだのだ》。……私は意味がよくわからずに、彼と別れた。その頃私は《弁証法的唯物論》を研究していたから、《自然》という言葉は、私には、われわれの物理・化学的認識の総体を想い起こさせた。……私は、彼の考える自然が、感覚的世界、われわれが物や動物に出会ったり、自分自身の身体や他人の身体に出会ったりする《思いっきり広範な》世界のことだということを忘れていたのだ。それがわかるには、彼の最後の論文『眼と精神』の出版を待たねばならなかった」。 「……彼は読者に、《作品の中で会う約束》をした。私は彼の読者となるたびに、彼を識るだろうし、それ以上に自分を識ることだろう。彼の未来の著書のうち150頁は難破から救われたし、それに『眼と精神』がある。これは解読するすべをわきまえてさえいれば、すべてを語っているのだ」。(サルトル「生きているメルロ=ポンティ」より)

「眼と精神」が好きな人におすすめの本

この本を選んだ1人のデータに基づくおすすめ

ジャン=リュック・ナンシーの哲学

ジャン=リュック・ナンシーの哲学

西山雄二, 柿並良佑

1人が一緒に選択

ディスタンクシオン〈普及版〉1

ディスタンクシオン〈普及版〉1

ピエール・ブルデュー, 石井 洋二郎

1人が一緒に選択

ラインズ

ラインズ

ティム・インゴルド, 工藤晋

1人が一緒に選択

コラテラル・ダメージ

コラテラル・ダメージ

ジグムント・バウマン, 伊藤茂(翻訳家)

1人が一緒に選択

アフォーダンスと行為

アフォーダンスと行為

佐々木正人, 三嶋博之

1人が一緒に選択

世界の混乱

世界の混乱

アミン・マアルーフ, 小野 正嗣

1人が一緒に選択

コミュニティ

コミュニティ

ジグムント・バウマン, 奥井 智之

1人が一緒に選択

直接知覚論の根拠

直接知覚論の根拠

ジェイムズ・ジェローム・ギブソン, エドワード・S.リード

1人が一緒に選択

この本を選んだ人の本棚

他の本のおすすめも探す

あなたの9冊は?

自分の本棚をつくる