本書は化合結合と化学異性から始まり、各官能基を中心に化合物の構造・物理的性質・反応機構について解説し、構造解析に重要なスペクトル分析法、最後に有機化学の諸原理を生体分子にあてはめて述べている。立体的な分子モデルやカラフルな図表により読者の理解を助け、随所に組み込まれた例題や問題を自ら解くことで基本原理を確実に定着させていく。章末には“反応のまとめ”、“反応機構のまとめ”を新たに加え、一目で基本事項を復習できるよう配慮がなされ、また他分野との関連や最新の応用例にも言及し、有機化学が日常生活のみならず生物や生命科学などにどのように関係し応用されているかを理解できる。初学者の教科書、参考書として最適な一冊である。
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