『雨月物語』は上田秋成(享保一九〜文化六[西暦一七三四〜一八〇九]年)の手になる怪談小説集で初稿は昭和五(一七六八)年に成立したが推敲を重ね、出版されたのは八年後の安永五(一七七六)年。漢文による序と五巻九篇からなり、中国白話小説によって、想を構えた。白話とは口語文のことで、秋成は原作の持つ話術を洗練し、物語の幻想的な場面を生かした流麗な文章の雅文で綴っていくなかで、軽薄な世間に対する警告の意味をも含ませた。 本全集では九篇のなかから、特にその特徴が現れている、「菊花の約」「浅茅が宿」「吉備津の釜」「蛇性の婬」の四篇を選んだ。
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「ワイド版 マンガ日本の古典28 雨月物語」はこれまで2人に選ばれています。この本を選んだ人の約100%が「はみだしっ子(第1巻)」も一緒に選んでいます。鈴華といった作家を好む読者に支持されています。
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