猫が消えたことは、始まりに過ぎなかった。謎の女はその奇妙な暗い部屋から、僕に向かって電話をかけつづける。「私の名前を見つけてちょうだい」。加納クレタは耐えがたい痛みに満ちた人生から、無痛の薄明をくぐり抜け、新しい名前を持った自己へと向かう。名前、名前、名前。名づけられようのないものが名前を求め、名前のあるものが空白の中にこぼれ落ちていく。そして僕が不思議な井戸の底で見いだしたものは…。
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「ねじまき鳥クロニクル(第2部)」はこれまで2人に選ばれています。この本を選んだ人の約100%が「勝手に生きろ!」も一緒に選んでいます。村上 春樹といった作家を好む読者に支持されています。
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