大学受験に失敗した諸口ヒカルは、有名作家である父親に抑圧され、鬱屈した日々を送っていた。恋人の萌子とオートバイだけが救いだった。しかし、萌子が妊娠してしまい、追い打ちをかけるように、父の盗作事件が発覚する。そして、ついにヒカルの鬱屈は臨界点を超えてしまうのだった…。風に吹かれて、転がって、痛いほどに純粋な青春が鉄馬に乗って、走り出す。行く先は、再生か破滅か。
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「風転(上)」はこれまで2人に選ばれています。この本を選んだ人の約100%が「ぢん・ぢん・ぢん(上)」も一緒に選んでいます。三田誠広、俵 万智といった作家を好む読者に支持されています。
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