末法思想が信じられ絶望が人びとを襲った鎌倉初期、法然はただ念仏だけを称えれば、誰でもたやすく仏が救済してくれると説いた。この革命的な思想の正当性を、九条兼実の求めに応じて法然自身がまとめたのが本書である。従来の仏教的価値観を根本的に覆した法然の教えは、仏教界に衝撃を与えた。多数の信者を得た法然の主著を、平易な訳文で紹介、その強靭な求道の精神の魅力に迫る、浄土宗・浄土真宗の基礎文献。 選択本願念仏集 南無阿弥陀仏 ◇訳文 ◆原文 〔訳者ノート〕 解説 1.伝記・年表について 2.私の法然像 3.初心者のための読書案内 なぜ他力なのか あとがき
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