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鬼と日本人

鬼と日本人

小松 和彦

KADOKAWA

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雷神、酒呑童子、茨木童子、節分の鬼、ナマハゲ……古くは『日本書紀』や『風土記』にも登場する鬼。見た目の姿は人間だが、牛のような角を持ち、虎の皮の褌をしめた筋骨逞しい姿が目に浮かぶ。しかし、日本の民間伝承や芸能・絵画などの角度から鬼たちを眺めてみると、多彩で魅力的な姿が見えてくる。いかにして鬼は私たちの精神世界に住み続けてきたのか。鬼とはいったい何者なのか。日本の「闇」の歴史の主人公の正体に迫る。 鬼とはなにか 鬼の時代ーー衰退から復権へ 「百鬼夜行」の図像化をめぐって 「虎の巻」のアルケオロジーーー鬼の兵法書を求めて 打出の小槌と異界ーーお金と欲のフォークロア 茨木童子と渡辺綱 酒呑童子の首ーー日本中世王権説話にみる「外部」の象徴化 鬼を打つーー節分の鬼をめぐって 雨風吹きしほり、雷鳴りはためき……--妖怪出現の音 鬼の太鼓ーー雷神・龍神・翁のイメージから探る 蓑着て笠着て来る者は……--もう一つの「まれびと」論に向けて 鬼と人間の間に生まれた子どもたちーー「片側人間」としての「鬼の子」 神から授かった子どもたちーー「片側人間」としての「宝子・福子」

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