日本人にもっとも親しまれてきた随筆『徒然草』。人生・恋愛・政道・自然観・美意識・有職故実など、243段の話題がしばしば連想的な配列で並ぶ。無常観が流れ、尚古的な思想が著しいが、実益をもたらす技能を尊重するなど、中世の現実を見据えた視点もあわせ持っている。近年劇的に進んだこの時代の歴史学の研究成果を取り込み、歴史、文学の双方の領域にわたり基礎的事項から再考。本文、注釈、現代語訳のすべてを刷新した決定版。 凡例 序 つれづれなるままに 1 いでや、この世に生れては 2 いにしへの聖の御代の 3 よろづにいみじくとも 4 後の世のこと心に忘れず 5 深う愁へに沈める人の 6 我が身のやんごとなからんにも 7 あだし野の露消ゆる時なく 8 世の人の心惑はすこと 9 女は髪のめでたからんこそ 10 家居のつきづきしく ・・・など 補注 校訂箇所一覧 解説 京都周辺図 兼好年譜 索引
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