「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」の一文から始まるこの作品は、枕草子・徒然草とともに日本三大随筆に数えられる、中世隠者文学の代表作。人の命もそれを支える住居も無常だという諦観に続き、次々と起こる、大火・辻風・飢饉・地震などの天変地異による惨状を描写。一丈四方の草庵での閑雅な生活を自讃したのち、それも妄執であると自問して終わる、格調高い和漢混淆文による随筆。参考資料として異本や関係文献を翻刻。 凡例 方丈記(本文校注・現代語訳) 補注 参考資料 一 長享本方丈記 二 延徳本方丈記 三 真字本方丈記 四 平家物語(四部合戦状本・屋代本) 五 池上篇並序(白居易) 六 草堂記(白居易) 七 池亭記(慶滋保胤) 八 擬香山模草堂記(源通親) 付図(京都付近図・平安京図) 鴨長明年譜 解説 一 鴨長明 二 方丈記 三 参考書 索引・訓法注記
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