貴族社会から武士社会へと、歴史の大転換点を象徴する12世紀末の源平の争乱。その中で翻弄される平家一門の盛衰、愛と死を叙事詩的に描いた一大戦記。無残に散った人々に手向けられた無常観あふれる美しく悲しい琵琶法師の語る「平家物語」は、後世の文学や芸術に多大な影響を及ぼした。事件や話の流れが簡単に把握でき、その哀調を帯びた名文の味わいを損なわずに味わえる、ふりがな付きのビギナーズ向けダイジェスト版。 巻第一〜第十二 解説 『平家物語』──作品紹介 付録 『平家物語』探求情報 『平家物語』略年表 桓武平氏系図 清和源氏系図 天皇家・藤原氏系図 コラム 目次 「無常」と「あわれ」──『平家物語』の鍵語 『平曲』と琵琶法師──平家琵琶 源平武士の自己本位──実力主義 政界の陰に咲くあだ花──白拍子 現代日本語の直系の先祖──「和漢混交文」 平家武士のお歯黒──敵味方の識別票 「能」と『平家物語』──世阿弥の評価 小さな軍馬と重たい大鎧──戦闘方法
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