視界に半透明の歯車が回っている「僕」の美しくも奇妙な心象風景を綴った小説「歯車」。 自らの一生を「月」「械」「剥製の白鳥」「敗北」など、五十一項目でモザイク的に表した「或阿呆の一生」。 これらの遺稿のほか、「良心とは厳粛なる趣味である」など、短い警句の中に独自のユーモアと哀感が滲む芥川版箴言集言葉「侏儒の言葉」、遺書「或旧友へ送る手記」など、三十五歳で自死を遂げるまでの最晩年の小説や評論を厳選収録。 ※カバーの絵柄は(株)かまわぬのてぬぐい柄を使用しています たね子の憂鬱 古千屋 冬 手紙 三つの窓 歯車 闇中問答 夢 或阿呆の一生 本所両国 機関車を見ながら 凶 鵠沼雑記 或旧友へ送る手記 侏儒の言葉 十本の針 西方の人 続西方の人 注釈 作品解説 三好行雄 同時代人の批評
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