これらのわたくしのおはなしは、みんな林や野はらや鉄道線路やらで、虹や月あかりからもらってきたのですーー(「序」より) そこでは森と人が言葉を交わし、烏は軍隊を組織し、雪童子(ゆきわらす)と雪狼(ゆきおいの)が飛び回り、柏の林が唄い、でんしんばしらは歩き出す。暖かさと懐かしさ、そして神秘に満ちた、イーハトーヴからの透きとおった贈り物ーー。 賢治の生前に刊行された唯一の童話集。文庫本で可能な限り、当時の挿絵等を復元する。 解説・早坂暁 ※カバーの絵柄は(株)かまわぬの風呂敷柄を使用しています 序 どんぐりと山猫 狼森と笊森、盗森 注文の多い料理店 烏の北斗七星 水仙月の四日 山男の四月 かしわばやしの夜 月夜のでんしんばしら 鹿踊りのはじまり 付録『注文の多い料理店』新刊案内 注釈 大塚常樹 解説 兄、宮沢賢治の生涯 宮沢清六 新しい古典復刻の弁 小倉豊文 注文の少い本 早坂暁 年譜 中村稔
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