幻の心臓が鳴りやまない 燃えやすくて凍りやすい感情に居場所を与える。 今ここに生きるために。未来を確かめるために。 (東 直子) 【5首】 母さんの自作だったと後に知るお伽話で燃えていた町 くるぶしは小さな果実 夕闇に熟れゆくきみを起こせずにいる あの女も使ったかなぁ出汁巻のうずに差し込む基礎体温計 一歩ずつ脱ぎ捨てていくサンダルのごときクリップ海に焦がれて 枯れるのも咲くのも花の意志ならばわたしの体はだれの福音
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