道元禅師(1200〜1253)の語録として主要な撰述著作は和語による『正法眼蔵』であることは周知の事実である。 しかし、それとは別にその説法説示を漢文体で十巻に編纂されたものが、通称『永平広録』と呼ばれ、道元の語録として存在していることは、『正法眼蔵』ほどには知られていない。 本書では、原本『祖山本 永平廣録』(全十巻)の正確な「訓読」と「訳」を提供する。また、その語句に対する「語義注釈」、「出典考証」、各項の解説、さらに語義の詳細にわたる「補注参究」、本書に関連する「基本的原典」等の関連書ならびに関連項目の小論・解題等も収載した決定版。 ◎第一巻 はしがき 『永平廣録』をめぐりてー『永平廣録』に展開される仏法を単なる知的遊戯にしないための用心 凡例 『永平廣録』第一 開闢本京宇治郡興聖禅寺語録 第一(上堂1〜126) 〔補注参究〕/〔出典考証〕 ◎第二巻 『永平廣録』第二 開闢越州吉祥山大佛寺語録 第二(上堂127〜184) 〔補注参究〕/〔出典考証〕 『永平廣録』第三 永平禅寺語録 第三(上堂185〜257) 〔補注参究〕/〔出典考証〕 ◎第三巻 『永平廣録』第四 永平禅寺語録 第四(上堂258〜345) 〔補注参究〕/〔出典考証〕 『永平廣録』第五 永平禅寺語録 第五(上堂346〜413) 〔補注参究〕/〔出典考証〕 ◎第四巻 『永平廣録』第六 永平禅寺語録 第六(上堂414〜470) 〔補注参究〕/〔出典考証〕 『永平廣録』第七 永平禅寺語録 第七(上堂471〜531) 〔補注参究〕/〔出典考証〕 道元小伝・道元年譜・訂補 建撕記図会 ◎第五巻 『永平廣録』第八 永平禅寺語録 第八 越州永平禅寺玄和尚(小参・法語・普勧坐禅儀) 「小参」(1〜20) 「法語」(1〜14) 「普勧坐禅儀」 〔補注参究〕/〔出典考証〕 ◎第六巻 『永平廣録』第九 永平禅寺語録 第九 玄和尚頌古(1〜90) 「玄和尚頌古」について 〔出典考証〕 ◎第七巻 『永平廣録』第十 永平禅寺語録 第十 玄和尚真賛(自賛)・玄和尚偈頌 「玄和尚真賛」(1〜5)・「自賛」(1〜20) 「玄和尚偈頌」(1〜125) 〔出典考証〕 ◎第八巻 〔一〕『永平廣録』解題 〔二〕『永平廣録』の原典とその関連書 〔三〕『永平廣録』関連資料 〔四〕後序 索引
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