〈「快」と「不快」の不均衡にあきらめきれない、というある種の生真面目さが、人間を進歩させてきたのではないかとは思う。/あきらめきれないから病むのだとも。/この戯曲は、あきらめきれなさの物語でもある。/わたしはずいぶんあきらめずにやって来た。数々の「不快」をねじ伏せてきた。その自覚はなかったが、振り返ってみればそんな人生であった。/でも、そろそろその戦いから自由になりたい。〉(本書「あとがき」より) 駆け出しのフリーライターの明日香は、ある日、目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。そこは、「クワイエットルーム」と呼び馴らわされる、精神病院の女子専用の閉鎖病棟だった。仕事のストレスの捌け口として大量摂取した睡眠薬が原因で、意識を失い、オーバードーズ。救急搬送後、自殺志願者として拘束監禁されてしまったのだ。パートナーでバラエティ番組の放送作家という鉄雄をはじめ、ナース・少女・元AV女優……クセがつよすぎる患者たちとの「日常」が描かれてゆく。 芥川賞ノミネート作品を原作に舞台化! 「ショーアップするしかない悲惨」を歌い上げる、異色のミュージカル台本。
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