改札から出ようとして気が付いた。ないない、キップがない! 「キップをなくしたら、駅から出られないんだよ」。 どうしよう、もう帰れないのかな。 キップのない子供たちと、東京駅で暮らすことになったイタル。 気がかりはミンちゃん。「なんでご飯を食べないの?」。 ミンちゃんは言った。「私、死んでいるの」 死んだ子をどうしたらいいんだろう。駅長さんに相談に行ったイタルたちはーー。 少年のひと夏を描いた鉄道冒険小説!
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