「弘法さん」「お大師さん」として親しまれている弘法大師空海は、わが国を代表する宗教家、思想家である。密教ブームといわれる現代、改めてこの偉大な宗教家の人生と思想を見直し、密教の真価を再認識しなければならない。死の哲学から生の哲学=生の肯定へーー。その五色に輝く真言密教の「生命の思想」「森の思想」「曼荼羅の思想」こそ、宗教のあるべき姿が求められる現代において、もっとも大きな意味をもつものであろう。 文庫版 序 はしがき 第一部 秘密の世界 宮坂宥勝 一章 空海の生涯 二章 密教とは 1 顕教と密教 2 密教を教えるもの 三章 曼荼羅の世界 1 大生命の世界を開く 2 曼荼羅世界の実現 四章 人間精神の発展 1 人間の心のすがたを見つめる 2 限りなきもの 五章 自己を完成する 1 目ざめたものとなる 2 深秘の瞑想 六章 密教のシンボリズム 七章 密教をめぐって 1 東密と台密 2 密教と浄土教 3 仏教の土着化 4 むすび 第二部 密教の再発見 〈対談〉 宮坂宥勝 梅原 猛 第三部 死の哲学から生の哲学へ 梅原 猛 一章 偉大なる矛盾の人生 二章 生命の秘密と知恵の秘密 注 空海著作一覧 参考文献 日本仏教史年表 解説 正木 晃
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