昭和十九年五月、津軽風土記の執筆依頼を受けた太宰は、三週間かけて津軽地方を一周した。生家と義絶して以来、帰るのを憚っていた故郷ーー。懐かしい風土と素朴な人柄に触れ、自らにも流れる津軽人気質を発見する旅は、「忘れ得ぬ人たち」との交歓の日々でもあった。やがて、旅の最後に、子守・たけと三十年ぶりに再会を果たし……。 自己を見つめ直し、宿命の地・津軽への思いを率直に綴った名紀行文。 解説・町田康 ※カバーの絵柄は(株)かまわぬの風呂敷柄を使用しています 序編 本編 一 巡礼 二 蟹田 三 外ヶ浜 四 津軽平野 五 西海岸 解説 町田康 年譜
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