死刑廃止の国際的な趨勢に反し、死刑を存置し続ける日本。支持する声も根強い。しかし、私たちは本当に被害者の複雑な悲しみに向き合っているだろうか。また、加害者への憎悪ばかりが煽られる社会は何かを失っていないだろうか。「生」と「死」をめぐり真摯に創作を続けてきた小説家が自身の体験を交え根源から問う。 死刑は必要だという心情 「なぜ人を殺してはいけないのか」の問いに向き合って 多面的で複雑な被害者の心に寄り添うとは──「ゆるし」と「憎しみ」と なぜ死刑が支持され続けるのか 「憎しみ」の共同体から「優しさ」の共同体へ──死刑の廃止に向けて 注 あとがき 付録 死刑に関する世界的な趨勢と日本 (1)死刑廃止国と存置国 (2)二〇二〇年に死刑を執行した国と件数 (3)日本の死刑執行者数と確定者総数の推移 (4)死刑をめぐる日本の世論
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